SEOもやっている。
広告も出している。
SNSも続けている。
サイトも何度か直した。
一つひとつを見ると、そこまで間違ったことをしているわけではない。
それでも、
「このままでいいのかな」
という感覚が消えないことがあります。
そんなときは、新しい施策を探す前に、いったん「何を良しとするのか」を確認した方がいいかもしれません。
施策が間違っているとは限らない
たとえば、
- ナビゲーションが使いにくい
- コンテンツが足りない
- SEOが弱い
- 広告の効率が悪い
- SNSの反応が少ない
といった仮説があるとします。
こうした仮説は、直せるなら直してみればいいと思います。
ナビゲーションを変える。
コンテンツを追加する。
広告の訴求を変える。
そしてデータを見る。
良くなったのか。
変わらなかったのか。
悪くなったのか。
Webやマーケティングは、そうやって育てていくものです。
ただ、ここで一つ別の問いがあります。
「良くなった」と何を基準に判断するのか。
数字が良くても、事業として良いとは限らない
ナビゲーションを改善して、回遊率が上がった。
広告を改善して、CPAが下がった。
SEOを改善して、流入が増えた。
数字としては良くなっています。
でも、それが事業にとって本当に良い変化かどうかは別です。
たとえば、安さを強く打ち出せば問い合わせが増えるかもしれません。
でも、本当に目指したいのが「価格ではなく価値で選ばれるブランド」なら、その改善は長期的には逆方向かもしれない。
施策の良し悪しを判断するには、その前に、
何を目指しているのか
が必要です。
「誰に、どんな価値を、どう届けるのか」
マーケティングの話になると、どうしても施策から入りがちです。
SEO。
広告。
SNS。
AIO。
メルマガ。
どれも必要になることがあります。
でも、その前に、
- 誰に届けたいのか
- その人にとって何が価値なのか
- 何を理由に選ばれたいのか
- どういう状態を目指しているのか
が曖昧なままだと、施策を評価する基準も曖昧になります。
すると、
施策をやる
↓
数字を見る
↓
良いのか悪いのか決めきれない
↓
別の情報を探す
↓
また施策を増やす
という状態になりやすい。
現場の問題に見えて、もっと上流の問題であることもある
現場では、問題は具体的に見えます。
「このページが分かりにくい」
「コンテンツが足りない」
「広告が弱い」
その仮説自体は間違いではありません。
ただ、話を整理していくと、
- そもそもブランドをどうしたいのか決まっていない
- 経営側と現場で目指している方向が違う
- 誰を優先するか決まっていない
- 何を価値として届けるか揃っていない
といった、もっと上流の問題が見つかることがあります。
この場合、現場の改善を止める必要はありません。
むしろ、
足元は改善する。並行して、判断の前提も整える。
この二つを同時に進める方が現実的です。
新しい施策を探す前に、4つだけ確認する
「このままでいいのか」と感じたら、まず次の4つを確認してみてください。
- 誰に選ばれたいのか
「顧客」ではなく、どんな状況の誰なのか。 - その人にとって、何が価値なのか
自社が伝えたいことではなく、相手が選ぶ理由は何なのか。 - 何を目指しているのか
売上、利益、ブランド、継続率、顧客層。何を良くしたいのか。 - その施策は、目指す状態につながっているか
SEO、広告、SNS、サイト改善そのものを目的にしない。
「何をやるか」の前に、「何を良しとするか」を決める
施策を増やせば、前に進んでいる感じはします。
でも、本当に必要なのは新しい施策ではなく、
何を良しとするのかを決めること
かもしれません。
それが決まれば、
- やること
- やらないこと
- 優先順位
- 見る数字
も決めやすくなります。
もし今、「このままでいいのか」が整理できないなら、相談内容がまとまっていなくても大丈夫です。
何が問題なのかを一緒に整理するところから始められます。
まずは無料診断から。伴走支援の内容はWebマーケティング伴走支援についてにまとめています。
